ホームページの読者の方やスタンプラリーに参加された方からいただいた「ご投稿」や「お便り」をご紹介しております。お気に入りの写真や地域の情報など、「エントリーフォーム」の頁からお気軽にご投稿ください。お写真は、「むさしの365景」に掲載させていただくこともございます。
今年も師走となりました。大変な年でしたが、月日は粛々と積み重なって行きます。残り少ない2020年をつつがなく過ごしていきたいものです。
さて、今日は武田さんから人間にとって最も身近な鳥、スズメのお写真をご投稿いただきました。2020年の第12便です。武田さん、いつも本当にありがとうございます!!そのお写真のスズメですが、大変珍しいスズメなのです。なんと頭が真っ白なのです。人間では頭が白い人は珍しくないですが(筆者も白い)、スズメではなかなかいないのでしょう。まさに生物多様性です。多様性と言えば鳥類は多様性の象徴と言われています。繁殖地も食べ物も多様、ダチョウのように飛べない鳥もいれば、アマツバメの仲間は1年の大半を空中で過ごすらしいです。生物多様性は生態系や環境にとってとても大事なこと。白い頭のスズメさんも貴重な存在です。がんばって生き残ってください!武田さんのコメントです「きょうは、話のネタに、ということで「白い頭のスズメ」です。先月来、噂には聞いていたのですが、コッツウォルズの森を流れる川沿いで、この2日に出会いました。」さすが、武田さん、見逃しませんね。貴重なお写真、ありがとうございました!
良いお天気が続いております。むさしのエリアでは木々も色づき始め、散策にはもってこいの季節到来です。運動不足やストレス解消にも役立つ野外活動ですが、コロナ禍のご時世、皆さま、衛生管理にも充分に気を付けてお楽しみください。さて、今日は、武田さんからの本年第12便をご紹介いたします。
コッツウォルズの森池は、例年この時期からヒドリガモやコガモが主役になります
ね。現在、両方合わせて、150羽前後いるのではないかと見ています。そうした主役たちを横目に見ながら、オオジュリンも池の葭原を出たり入ったりしています。今回は、そのオオジュリンの飛び出しをお送りします。連写をかけた一枚の端っこにかろうじて写っていたもので、今月5日の撮影です。
武田さん、ありがとうございました!コッツウォルズの森池とは、このエリアにある都立公園にある池のことですね。ソーシャルディスタンスに対するご配慮、ありがとうございます。ヒドリガモとコガモで150羽前後、壮観ですね。オオジュリンは、ここでは2017年11月3日以来の登場です。前回は、葭原(よしはら)にひそんでいたものでしたが、今回は飛び出した姿、両方をご覧ください。
今年は大変な年になりましたが、いつものように早いもので、もう10月です。このところ秋らしい良いお天気が続いております。武田さんも活動がしやすくなってきたのでしょう。続々とご投稿をいただいております!2020の鳥、その11のお便りをご紹介いたします。
今回は、「ハシビロガモがやって来た」です。冬鳥として日本に飛来します。池にもほぼ毎年顔を見せますが、滞在は極めて短時日で、今回も1日で最適地を求めて?いなくなりました。「名は体を表す」のとおり、くちばしが幅広く大きいのが特徴で、
漢字では「嘴広鴨」と書くそうです。オスは、前回のシマアジ同様、エクリプスだと思います。写真1:飛んできたオス。写真2:画面奥がオス、手前がメス。飛来日:9月29日
武田さん、ありがとうございました!!前回のシマアジに続くカモ科の鳥の登場ですが、カモ科の仲間には実に多くの鳥がいるようです。日本野鳥の会のホームページで調べてみたところ、よく見かけるカルガモ、マガモから聞いたこともないナンキンオシ、コウライアイサまで、その数約50!ハクチョウもカモ科の鳥でした。それぞれオスとメスでちがいがあり、そこに前回もご紹介したエクリプス状態も加わると私にはちょっとお手上げという感じです。「日本のカモ識別図鑑」という本もあるようですが実に奥が深いです。武田さんのコメントでは、ハシビロガモの特長が書いてありますが、ひとつ、ひとつ、見分けるポイントがあるのでしょう。それではお写真です。写真をクリックすると拡大して見れますが、鳥の表情まで見てとれる素晴らしいお写真です!
武田さんから本年第10弾のご投稿です。まずはお便りからご紹介します。
きょうは、前回も書きましたが、9月9日に飛来したシマアジをお送りします。お気に入り?のカルガモを見つけ、付かず離れずの関係を築いているように見えます。この時(13日)は飛び立ったカルガモを追いかけ、池の周りを一周しました。秋の渡来時にはオスも地味な羽色の「エクリプス」と呼ばれる状態ですが、来春には換羽してもっときれいな姿を楽しませてくれるものと思います。
武田さん、ありがとうございます!「エクリプス」というのは、非繁殖羽で地味な外見に見える状態をいうのですね。人間世界では、一般的に男性より女性のほうが外見が華やかな装いをしていますが、繁殖期の鳥ではオスのほうがきれいに見えますね。私はずっときれいな方がメスだと思っていました。無知で恥ずかしい限りです。それでは、お写真をご紹介。絵画のようにも見える素晴らしい構図のショットです!
少し涼しくなってきました。皆さま今年の夏はお疲れ様でした。まだ残暑は続くと思われますので油断なく体調管理のほど、よろしくお願いいたします。さて、今回も武田さんから素晴らしいお写真をご投稿いただきました。本年度、第9弾、ほぼ1か月に1回のペースでお便りをいただいております。武田さん、いつもいつも本当にありがとうございます!そして登場する鳥たちにも感謝です!!以下、武田さんのお便りをご紹介します。
池はツバメの飛来もめっきり減り、渡り鳥の交代時期にさしかかっています。数日前、「シマアジ」がことしも池に飛来しました。6年目くらいになりますか、今回も残念ながら「お一人様」でした。近く、ヒドリガモも多数飛来し、秋から冬の風物詩として楽しませてくれるものと思います。
さて、今回は、バン(若)兄弟(姉妹?)のトンボ捕獲図です。左側の子が捕まえた獲物に、右の子が割り込んだようです。その後、引っ張り合いをしていましたが、最後は草の陰でよくわかりませんでした。ちょっとコミカルなので、お送りします。なお、トンボは、ギンヤンマの雌ではないかと思います。
武田さん、ありがとうございました!武田さんは、コミカルと仰いますが、私には生きものの営みを映すドラマティックな写真に見えました。バンの大きくてしっかりとした脚が迫力を演出しているのでしょうか。ワイルドライフという感じですね。それでは、お写真をご覧ください。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。コロナに猛暑とちょっと厳しい毎日ですが、睡眠と栄養、適度な運動を心がけ、元気にのりきって行きましょう!頑張りすぎずほどほどに。さて、武田さんからツバメの続々報をいただきました。今回のお写真も大変素晴らしいです。このような奇跡的とも思えるお写真をどのような状況で撮られているのか?ちょっと心配です。武田さん、熱中症にはくれぐれもご注意ください。それでは、武田さんのコメントとお写真をご紹介します。武田さん、ありがとうございました!!
当方、毎日暑い暑い!と言いつつ、池通いを続けています。そんな中から、2枚お送りします。いつもながら、ツバメです。
1 ツバメの空中給餌
空中ではこんな感じで餌をやっている、という一種のイメージ図とご理解ください。
巣立ち後、数日間だけ行われるようです。
2 イソシギと追いかけっこ
今年生まれたツバメの若鳥が、池は自分たちの縄張りとばかり、動くものにスクランブルを仕掛けます。イソシギの飛来はそんなに多くないので、大抵はハクセキレイの若鳥とやり合います。なお、ヒメアマツバメは例年以上に手強く、なかなか成果をお示しできないのが残念です。
武田さんからツバメの続報をいただきました。ありがとうございます!本年第7弾となる今回は「コシアカツバメ」です。前回の「ヒメアマツバメ」はアマツバメ科でしたが、「コシアカツバメ」は過去登場したことのある「イワツバメ」同様、ツバメ科です。ツバメの仲間、色々いるのですね。ツバメがなめらかに飛び、急旋回するのを見ると佐々木小次郎のツバメ返しを連想します。また、この地域には調布飛行場もあり、かつて陸軍の飛行場だったころ「飛燕」という戦闘機が本土防衛のためB29爆撃機と戦いました。だんだん話がずれてきましたね。それでは、武田さんのコメントです。「コロナ禍、とりわけ東京はまたまた重大局面を迎えそうな気配、これに、お日様をほとんど拝めない長い、長い梅雨が加わり、気の重いことこの上なしですね。いかがお過ごしでしょうか。いつ何時、外出自粛に逆戻りなんてことになりかねませんので、ここで1枚お送りしておきます。「コシアカツバメ」です。久しぶりの本拠地、コッツウォルズの森池にて、今月12日の撮影です」武田さん、ありがとうございました。コロナは本当にうんざりですね。なかなかむずかしい局面です。こんなとき奇跡的なワクチンの早期製品化で全世界が湧く…。なんてことを夢想するのは筆者だけでしょうか?失礼しました。お写真をご紹介いたします。
前回久々にご投稿いただいた武田さんから嬉しいご投稿が続いております。2020年の第6弾は「ヒメアマツバメ」の連続写真です。とてもユーモラスなコメント付きですので、早速ご紹介いたします。
「きょうは、今年も相変わらず追いかけている「ヒメアマツバメ」(以下「ヒメアマ」と略す)です。ご存じのことと思いますが、ツバメという名前が付いているものの、普通のツバメとは科が異なります。最近通っている多摩川で、このヒメアマが川にハマってあたふたしている場面を目撃したので、その一コマをお送りします。
アマツバメ科の鳥は、長い翼を持ち、足は短く、4本の足指共前向き、生活の大部分
を空中で過ごし、飛びながら昆虫をとり、巣材も空中で集める。そして、はばたきと滑翔を交互にして速く飛ぶ、との解説が日本野鳥の会発行のガイドブックにあります。ヒメアマは水を飲む際、急下降し、水面すれすれで口を開けて水を掬い取ると同時に急上昇するのですが、この水飲み動作の時に何らかのトラブルに見舞われ、川にハマったのではないかと思っています。」
そうですか。生活の大部分を空中で過ごす。かっこいいですね。でも、こんな一面も。それでは武田さんのコメント付きのお写真をご覧ください。
このあと、力強く飛び立っていきました。「めでたし、めでたし」。
元気を取り戻したヒメアマツバメ、よかったです。健気な姿が微笑ましく感動しました。武田さん、ご投稿、ありがとうございました!!
ご無沙汰しておりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?緊急事態宣言が解除され徐々に普段の活動ができるようになってきました。このところ気温も上昇。三蜜と熱中症には充分注意をしつつ、健康的な野外活動を復活していきたいです。そんな折り撮影活動を自粛されていた武田さんからも久々のご投稿をいただきました!
以下、武田さんのコメントとお写真をご紹介いたします。
緊急事態宣言解除後に撮影した鳥をいくつかお送りします(一応ルール遵守ということで)。
1. サンコウチョウ:精通者によれば、2年目のオスとのことです。余談ですが、毎年この鳥に出会うとなぜか幸せな気分になります。
2. アオバト:声は聴けどもなかなか姿を見ることができませんでしたが、やっと会えました。天気最悪の曇り空が残念です。
3.イワツバメ:ほんの少しだけ遠征しました。多摩川です。現時点での話ですが、今年は普通のツバメも少なくて寂しい限りです。
そしてもう1枚、追加のお写真もいただきました!2018年7月以来の登場のカイツブリです。可愛い目が特長のカイツブリ、格闘をしているときも表情はユーモラスに見えますね。
さらにもう一枚、追加の追加でいただいた嬉しいお写真をご紹介!!最新(6月16日の撮影)のアオバトです。武田さんのコメントは「今朝は多摩川へ行ったのですが、そこで「アオバト」に出会ったので追加させてください。私にはまったく想定外の出来事で、びっくりしました。」武田さん、貴重なお写真の数々、本当にありがとうございました!これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?新型コロナウイルスにはウンザリですね。とにかく早く収束させるためにも今が踏ん張りどころです。みんなでがんばりましょう。今日は武田さんから嬉しいご投稿をいただきました。本コーナー初登場の渡り鳥、ヒレンジャクのご投稿です。以下、武田さんからのコメントをご紹介。
「新コロナウィルス、本当に困ったものですね。緊急事態宣言が出て、三密を伴わない野外活動であっても絶対に新コロナの拡散につながらない、あるいは絶対に自身が感染しないという保証がない以上、やはり自重するしかないですね。しばらくは、こんな重苦しい時が続くことになるので、きょうは3月(中旬)の新たな出会いを記録していただいておこうと思い、お送りします。わたしにとって、コッツウォルズの森では初見初撮のヒレンジャクです。鳥友のおはなしでは、運の良い人だけが毎年一瞬の立ち寄りを目にできるとのことでした。」武田さん、貴重なお写真、ありがとうございました!ヒレンジャク、美しい鳥ですね。漢字で書くと「緋連雀」。この地域には、連雀通りや下連雀、上連雀という地名がありますが、名前の謂われを調べてみるのも面白そうです。時間のある今だから出来ることもいろいろありそうですね。運動不足の解消も自分なりの工夫で乗り切って行きましょう。新型コロナの話に戻ってしまい、すみませんでした。それでは、ヒレンジャクのお写真をご覧ください(コメントも武田さんです)
3月となりました。新型コロナウイルスのことで騒然としており、落ち着かない日々が続いております。一刻も早い終息を願うばかりです。そんな中、武田さんから本年第三弾のご投稿をいただきました。以下、ご紹介いたします。
里の冬行けども行けども閑古鳥(お粗末様です)
当方、先月の中旬に風邪をひいてしばらくインドア生活の止むなきに至りました。一向に好転しない閑古鳥状態にしびれを切らし、朝起きてもイマイチその気になれない、そんなところにも遠因があったのでは、と今では反省しております。さらに新型肺炎禍で世の中大変なうちにも新しい月を迎えましたので、一日でも早く普通の生活に戻れることを願いつつ、春告げ鳥などお送りします。1.ウグイス。まだ下手くそですが、啼き始めました。2.クモの糸を引っ張り出すエナガ。巣作りが本格化し、ペアで巣材集めにあちこち飛び回っています。一方、未だ婚活中?と思しきグループもよく見られます。いつものように、「コッツウォルズの森」にて。撮影日は、2月29日と3月1日です。
武田さん、ありがとうございました!可愛い小鳥に癒されました。筆者も昨日(3月1日)、気晴らしに浅間山に行ってみたところ、小さな花に癒されました。その名はウグイスカグラ。ウグイスでつながりましたね。武田さん、今後もアウトドア生活、よろしくお願いいたします。
昨日は、武蔵野エリアで小雪がちらつきましたが比較的暖かいお正月となっております。さて、武田さんから本年第2弾、実質的には今年になって初回のご投稿をいただきました。昨年から鳥さんの姿がちょっと少ない状況が続いているようです。以下、武田さんのコメントです。「年が明けても、相変わらず「鳥枯れ」状態は続いています。気候のせい?台風の影響?「安心・安全」で下草の刈りすぎ?・・・とにかく、冬鳥が増えません。が、そろそろお店を開けないと。というわけで、アカゲラのオスとメスで開店させてください。メスの出は頻繁でしたが、オスがなかなか撮らせてもらえなかったのであります。後頭部が赤いほうがオス、メスはそれがありません。では、今年もよろしくお願いします。」武田さん、ありがとうございました!こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。森の人気者、啄木鳥(キツツキ)の仲間では、アオゲラの登場はありましたがアカゲラは初登場ではないでしょうか。しかも雌雄のそろい踏み(そろい突き?)です。「タタタタタッ」というドラミングの音が聞こえてきそうですね。
明けまして、おめでとうございます!むさしのエリアはお天気も良く、穏やかな新年を迎えております。武田さんからの本年第一弾のご投稿、実は昨年末にいただいておりましたが、筆者が年末休暇をいただき、東北の実家に帰省をしていた関係で年があけてのご紹介となりました。でありますが、ご投稿のお写真は新しい年にふさわしいお目出度い、希望にあふれるものでございます。武田さんからいただいたコメントは
「2020の目標に向け、飛び立ちましょう!」というもの。武蔵野コッツウォルズも今年一年、頑張っていきたいと思います!皆さま、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。※新年のお目出度いものに「一富士、ニ鷹、三茄子」がございます。武田さんからいただいた「鷹」の付録となりますが、「富士」と「茄子」の画像を添えさせていただきました。
今年も残り少なくなってきました。そろそろ、黄葉や紅葉も見納めの時期になってきましたね。今日は、ナンキンハゼにちなんだ2枚のお写真をご投稿いただきました。武田さん、本年、第19弾のご投稿です。以下、武田さんのコメントです。「池がしばらく休止状態で、さてどこに行けばいいんだ、と悩ましい日々が続いています。そこで、きょうは、ここしばらく遊んでもらった「ナンキンハゼ」という木にちなんで2点お送りします。1 ナンキンハゼの実をくわえて飛ぶシジュウカラ 2 シジュウカラとジョウビタキのお見合い? 撮影は今月初旬、コッツウォルズの森にて。」武田さん、ありがとうございました。池というのは、武蔵野の森公園の修景池のことですね。修景池では、12月14日に「かいぼり」が行われました。池の水質改善や生態系の維持のために、生物を保護しながら水を抜いて、池底をしばらく干しているのです。それでは武田さんのお写真をご紹介。野川の近辺で撮られたもののようです。
武田さんから本年第18弾のご投稿をいただきました。武田さん、いつも本当にありがとうございます!!早速ご紹介いたします。「きょうは、コッツウォルズの森の池で初見の鳥を送ります。今月初旬に飛来した「ホシハジロ」です。赤い眼が印象的でした。周りをキョロキョロ、池をほぼ独占しているヒドリガモを見て、「お呼びじゃない。こりゃまた失礼!」と言ったとか言わないとか・・・。いまはもうどこかお気に入りの場所に移動してしまいました。」武田さん、ユーモラスなコメントもありがとうございました!「お呼びじゃない。こりゃまた失礼!」はクレージーキャッツで大活躍した植木等のセリフですね。私も大ファンでした。かなり昔の話になりますが・・・。ところで、ホシハジロ、雄のようで、確かに眼が赤いのが印象的ですが、赤茶色の頭、黒い胸、白い羽の3色に色分けされた姿がお写真からよく分かります。カモの仲間はたくさんの鳥がいて、私には識別が難しいのですが、この鳥はとても分かりやすい気がします。滅多に来ないようなので残念です。
注)コッツウォルズの森とは、イギリスのコッツウォルズ地方のことではありません。武蔵野コッツウォルズと称しております緑豊かな武蔵野エリアのことです。
台風や大雨という厳しい天候が続いておりましたが、11月に入り、ようやく行楽にも適したお天気になってきました。武田さんからのご投稿も久しぶりです。以下、ご紹介いたします。「久しぶりに、2点お送りします。1 オオタカ:コッツウォルズの森、いつもの止まり木によく姿を見せるようになりました。大変距離があるので、大トリミングです。2 ヤマガラ:柄付きのえごの実をくわえて飛ぶヤマガラを撮りたい、これを目標にずうっと挑戦してきました。最近は、実が成熟してきたためか、柄付きが減り、実だけをくわえて飛ぶヤマガラが大半となったため、この辺で打ち止めにして、また来年です・・・」武田さん、ありがとうございました。「柄付きのえごの実をくわえて飛ぶヤマガラ」、なかなかハードルが高いですね。ご苦労様でした!今回は過去にいただいたオオタカとヤマガラのお写真も併せて掲載させていただきます。読者の皆さま、またちがった表情の姿もお楽しみください。
暑かった夏もようやく終わり、少し秋らしくなってきました。大きく実った栗をあちこちで見かけます。そんな折、武田さんからこの秋の第一弾、本年、第16弾のご投稿をいただきました。以下、お便りです。「ご無沙汰しております。武田です。久しぶりに、ふたつお送りし、本格的な秋に繋ぎたいと思います。1 ツツドリ(たぶん、ツツドリだと思います)ツツドリだとすると、飛んでる姿を撮ったのは初めてです。なお、何年か前に、野川公園自然観察園内で撮ったものを掲載していただきました。
2 セッカ(はしゃぐ、じゃれあう?セッカかな)いずれも撮影は、9月初旬、コッツウォルズの森近辺です。よろしくお願いします。」武田さん、ありがとうございました!お調べしたところ、確かにツツドリは、2014年10月24日にご投稿いただいておりました。飛ぶ姿と静止している姿では随分印象が異なりますね。
2014年というと、もう5年前。武田さん、本当に長い間の精力的なご投稿、心から感謝いたします。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
長かった梅雨が明けた瞬間から灼熱の日々が続いています。皆さま、暑中お見舞い申し上げます!そんな折、武田さんから暑中見舞いのご投稿をいただきました。撮影も大変厳しい状況かと思います。誠ににありがとうございます。では、武田さんのお便りをご紹介。「心から暑中お見舞い申し上げます。本当に暑い!そんな中でも鳥見には行っておりますが、出はすこぶる悪いです。きょうは、この一か月間の「若」鳥を少し紹介したいと思います。1 変顔の?○○○(正面顔をアップしてみました。何でしょう?)2 オオヨシキリの縄張りに入り、追い立てられるモズ(若)3 イソシギ 4 カワラヒワ いずれも若鳥(幼鳥)だと思います。」続いて、お写真を。
水辺の鳥たちですね。1の答えは、カワウでした。カワウは初登場ではないでしょうか?今までご投稿いただいた鳥たちを一度確認しようと思いますが、相当な数になっていると思われます。武田さん、いつも本当にありがとうございます!!
梅雨寒の日々が続いております。撮影にはなかなか厳しい条件の中、武田さんから待望のご投稿をいただきました。この時季の風物詩、ツバメですが、ただのツバメではないようです。以下、武田さんのコメントです。「さて、きょうは初見、初撮の鳥をお送りします。アマツバメという夏鳥で、ヒメアマツバメ(こちらは留鳥)を一回り大きくしたような鳥です。精通者の話によると、伊豆方面の海岸の岩場で群れが観察されるとのことで、この辺ではそう頻繁には観られない鳥だそうです。曇天、空抜けで画像としては芳しくありませんが、お許しください。比較のため、ヒメアマツバメも付録とさせていただきます。場所は、いつものコッツウォルズの森の池、6月下旬の撮影です。」武田さん、ありがとうございました!過去のご投稿を遡ったところ、ヒメアマツバメのほかコシアカツバメも発見することができました。イワツバメもいたでしょうか?筆者にはその区別がなかなか難しいですが、地面や水面すれすれを体を左右にかたむけて飛ぶ姿はとてもかっこいいですね。
この時期、早朝に林のある公園などを歩いていると、野鳥の鳴き声がさかんに聞こえてきます。いろいろな鳴き声なのですが、残念ながら筆者にはその区別がつきません。辛うじて分かるのはシジュウカラぐらいでしょうか。さて、武田さんから本年第12便のご投稿をいただきました。まずはコメントのご紹介です。「梅雨入り間近、その前に「飛び」を3枚お送りします。1 チョウゲンボー、2 コチドリ、3 ヒバリ。コッツウォルズの森で出会う鳥さん達です。」武田さん、今回もありがとうございました!筆者も鳥になって空を飛び、武蔵野地域の森を上空から眺めてみたくなりました。でも、それは出来ないので、せめて鳥の鳴き声が分かるようにはなりたいです。
昨日、夏の気配と申し上げたのですが、本日は東京も真夏日となってしまいました!皆さま、熱中症にはご注意ください。そんなお天気ですので、武田さんから早速に追加のご投稿をいただきました。そのコメントです。「この暑さで、ひとつ思い出しました。またぞろで恐縮ですが、多摩川のコアジサシです。本命はアユの遡上だったのですが、水温、あるいは河川改修の影響か、連休明けに出かけたこの日、東京側の魚道では姿を確認できませんでした。その代わりにコアジサシがサービスしてくれたのでした。」コアジサシは昨年の5月26日に見事な急降下のお写真をご投稿いただいておりますので、あわせてご覧ください。今回は多摩川の上河原堰(調布市)の辺りで撮影をされたのかと思われます。武田さん、ありがとうございました!
※武田さんから追加情報がありました。「アユを狙う場所は確かに上河原堰なのですが、コアジサシの撮影場所は「宿河原堰」、「雛」への給餌ではなく雄雌間の「給餌求愛」ではないかと思っています。」武田さん、重ねてありがとうございます!!
新緑を通り越して、夏の気配すら感じる季節となりました。そんな日に武田さんから南国のトロピカルな雰囲気を感じる鳥のご投稿をいただきました。サンコウチョウです。サンコウチョウのことは多磨霊園の管理事務所で写真を見たことがあったのですが、もちろん、実物に遭遇することなどありませんでした。ここでも初登場!かなり珍しい鳥なのだと思います。武田さんはコメントで次のように語っています。「きょうは、久しぶりに会えた(そして撮れた)サンコウチョウをお送りします。5月中旬、コッツウォルズの森にて。なお、2枚目の飛びのほうは、狭苦しいトリミングでご容赦、ご寛容を。」実にさらっとしたものですが、久しぶりとはどの程度のものなのでしょうか?…。サンコウチョウについて調べてみると、東南アジア、フィリピンのほうからやってくる夏鳥で、名前のサンコウチョウ(三光鳥)は、鳴き声が「ツキ(月)、ヒ(日)、ホシ(星)ホイホイホイ」と聞こえることからきているようです。姿も鳴き声も面白いですね。それにしても、この武蔵野地域(多摩東部)の一画には実に多様な鳥がやってくるのですね。それを見逃さない武田さんには脱帽です!では、ご紹介いたします。武田さん、ありがとうございました!!
元号が変わっての初投稿を武田さんからいただきました。今年としては第9便となります。今回のご投稿は令和の幕開けを飾る力作です。全文をご紹介いたします。
「当方、4月中旬からの2週間は、「モズ」の巣立ち観察に没頭しておりました。
きょうは、その中からお送りします。雛は全部で4羽、初日に3羽が、2日目に1羽が巣立ちました。餌を欲しがり、ピーピーギャーギャーとせがむ雛に外敵の脅威があることを厳しく教えつつ、対応する親の大変さを目の当たりにしました。
日に日に大きくなり順調に育ちそうだと思った、巣立ち後第5日目に事件は起きました。1羽がカラスの餌食になり、両親が猛追したのですが、どうなるものではありません。自然界の掟のようなものなのでしょう、残念な出来事でした。
7日目ぐらいを過ぎると、餌も大分大きなものが増え、また巣立ち直後のように安直には与えず、与えるふりをして自らの餌取りを促すなど、一人前への準備段階に入った様子でした。親の監視体制は相変わらずでしたが、子の飛翔距離もだんだんと長くなり、徐々に巣のあった場所から遠ざかるようになった15日目をもって観察を終了しました。」
武田さん、克明な観察レポート、ありがとうございました!自然界の動植物は、誰に教えられるのでもなく、命をつないでいくために懸命に賢く子育てを果たしていくのですね。自分よりも立派な親ぶりに感心してしまいました。さて、お写真です。
外活動にもってこいの季節到来です。それもあるのか武田さんからのご投稿が続いております。2019年度の第8便は春の風物詩、ヒバリです。スズメより少し大きくて、丈の低い草地を好むヒバリですが、東京では目にすることが少なくなってきました。日本野鳥の会のホームページによりますと、日本が高度成長期を迎えた1960年代からの20年間で東京の草地面積が約3分の1に減少し、1990年代になると武蔵野を中心とした地域でしかヒバリの繁殖が見られなくなっているそうです。ヒバリも絶滅危惧種となっているのですね。さて、武田さんのコメントを紹介します。
「今回は、「ヒバリ」です。1枚目 蝶(ベニシジミらしい)を捕らえたヒバリ、よく見ると2匹捕まえラッキー・・・と一瞬思ったでしょうね。2枚目 ところが何故か、2匹とも逃げられてしまいました(呆然ヒバリ)。右上に逃げた蝶が写っています(えらいピンボケで、ごめんなさい)。こんなこともあるのですね。今月(4月)初め、調布飛行場フェンス際にて。」
武田さん、なかなか目にすることのできない、そして心あたたまるお写真、ありがとうございました!ヒバリの表情がユーモラスで何とも言えないです!!
このところは猛禽類のご投稿も続いていた武田さん、今回は一転して可愛い鳥のご投稿です。まずは武田さんのコメントをご紹介します。「桜が咲き、木々の緑も日一日とその色を深め、春本番、花粉症さえなければ最高の季節です。さて、きょうは「コチドリ」のディスプレイ?らしき写真をお送りします。求愛、示威、威嚇など、果たしてどんな意味が込められた行動だったのでしょう。3羽のコチドリ、左側の2羽が一番右の鳥(メスかな)をめぐって胸の毛を膨らませて力を誇示しあい、結果、真ん中の鳥が左側の鳥を追い出すという結末を迎えるのですが、・・・本当のところはよく分かりません。想像の域を出ない、というやつです。」このコメントをいただいた後でご丁寧に武田さんから補足のコメントもいただきました。以下がその内容です。「本件について、専門家から回答を得ましたので、概略を追伸します。胸の羽毛を目立たせる行動はディスプレイ(誇示行動)であろう。左側の2羽はオスで、一番右側の個体はメスの可能性が高い。したがって、メスをめぐってオス同士が争っているのだと思われる。なお、撮影は「コッツウォルズの森の池」(武蔵野の森公園修景池)で、3月29日でした。以上です。」さすが武田さん、想像通りでしたね。スズメぐらいの大きさの可愛い鳥、コチドリですが自然界の摂理、生存競争は他の生きものと変わらないようです。鳥の羽毛が膨らんでいる姿、初めて見ました!武田さん、貴重なお写真、ありがとうございました!!
3月9日のオオタカに続き同じタカ科のハイタカの登場です。ハイタカはタカ科の中でも小型の猛禽類で林の中でも巧みに飛び、飛翔中の鳥を後方から追いかけ長めの足でつかみ捕獲するそうです。まさに森のハンターですね。以下、武田さんのコメントをご紹介。「今回は水浴びをするタカです。名前はハイタカ、成鳥少し手前の若い個体です。と言っても、鳥に詳しい友人にすべて教えていただきました。この前のオオタカに比べ小さいなぁと思いつつ、当然ながら、わたしは初見初撮です。3月中旬、コッツウォルズの森にて遭遇。」初見初撮にもかかわらず、表現は悪いですが、木の間から盗み取るようなお見事なお写真、武田さん、今回もありがとうございました!
春が本番化してきました。寒桜など早咲きのサクラは既に開花、ソメイヨシノももう間もなくの開花です。そんななか長閑な里山を思わせるご投稿を武田さんからいただきました。まずはコメントをご紹介。
「桜の開花もすぐそこまで来て、良い季節の到来です。さて、今回は「タシギ」をお送りします。この辺の野川では複数で目撃されることは珍しいのではないかと思い、投稿しました(もう少し下流域に行くと、複数いるのはさして珍しくないそうです)。1 菜の花とタシギ 2 餌をついばむタシギ 3 飛ぶタシギ(夕方で解像度が悪いのですが、お許しください)というわけで、にわかに出現した野川大沢干潟にて、今月(3月)撮影。」
武田さん、ありがとうございました!タシギはシギ科の冬鳥(旅鳥)で、泥地を好み、水田や蓮田、池沼畔などに生息しているとのこと。長いクチバシで泥中にいるミミズなどを上手に捕獲するそうです。クチバシが箸に進化した鳥なのですね。それにしても武田さんのお写真はミソサザイ、オオタカに続き今回も、ここが東京?!と思わせる雰囲気たっぷりのものです。どうぞご覧ください。
2月19日のミソサザイに続き、貴重なお写真を武田さんからご投稿いただきました。武蔵野コッツウォルズと称しているこの地域が大都市東京の一部でありながら貴重な自然を残す場所であることを証明するようなお写真です。今回は、オオタカ!しかも狩りをした直後の臨場感あふれるものです。オオタカは食物連鎖、生態系の頂点に立つ鳥で、鳥の他にも兎などの小動物を捕獲します。オオタカを市の鳥に制定している千葉県流山市のオオタカミニガイドブックによりますと、視力は人間の7倍、鋭い爪と強い握力を持ち、急降下時のスピードは時速130キロにも達するらしいです。そう言えば、武田さんもお住まいの三鷹市は、江戸時代に幕府や尾張徳川家の鷹場があったところでもありますね。前回に続き、ここが東京?!と感じてしまうような驚きの1枚、どうぞご覧ください。
またまた武田さんから嬉しいご投稿です。今回は初登場のミソサザイです。見たことのない鳥なので調べてみました。全長約10㎝の小さな鳥で日本で見られる最小種のひとつだそうです。山地の渓流の近辺に生息し、小さな体にもかかわらず、大きな美声で長く囀るとのこと。「小さな歌姫」や「渓流の歌姫」と呼ばれる野鳥界のスター的(?)な存在なのですね。無知ですみませんでした。武田さん、貴重なお写真、ありがとうございました!ここで武田さんのコメントをご紹介。
「今回は、ミソサザイです。岩の上に乗ったところが運良く撮れたので、お送りします。出ているという情報は前々から聞いていましたが、撮影したのは初めてです。
2月初旬、コッツウォルズの森の泉にて。」
武田さんのコメントはサラッとしたものですが、このお写真はそう簡単に撮れるものではなく、相当な忍耐と幸運あってのものと拝察いたします。武田さんに感謝するのと同時に、ミソサザイに来てもらえるような自然環境がこの辺りにも存在していることに感謝するものであります。それではミソサザイ、どうぞご覧ください。
武田さんからの嬉しいご投稿が続いております。さっそくコメントをご紹介。「もう4~5年前になりましょうか、一度掲載していただいた「ビンズイ」を送ります。再度の投稿で恐縮ですが、よろしくお願いします。今回は、餌をついばむ5羽(5羽が現時点で目撃した最大個体数です)を無理やり全部押し込んだものと、樹上の1枚をお送りします。」そうです。過去のご投稿を遡ったところ、ビンズイは2014年の年の瀬、12月21日に初登場しておりました。その時は1羽でしたが、今度は5羽!時間の経過によるものかは分かりませんが、5倍に増加は嬉しいことです。ビンズイはセキレイの仲間で、人間のように足を交互に出して「歩く」のが特長とのこと。5羽がいっしょに歩いている姿は楽しそうですね。武田さん、ありがとうございました!これからもドシドシ、ご投稿をよろしくお願いいたします。
2019年となり、平成も残り少ない日々となってきました。武田さんから、ちょっと久しぶりのご投稿をいただきました。ありがとうございます!今年もよろしくお願いいたします。武田さんによりますと、年が替わっても冬鳥の様子はいまいちのようです。以下、武田さんのコメント。「冬鳥は年が明けても低調で、好転の兆しが見えません。年の初めでもう少し気張りたかったのですが、時間ばかりが過ぎるだけで、
これといったものはありませんが、年末以降撮影の数点をお送りします。」いえいえ武田さん、ご投稿いただけるだけでも大変有り難く、今回も飛翔する鳥の素晴らしいショット、本当にありがとうございました!!3枚のお写真のうち、シメとツグミが冬鳥、もう1枚のユニークな姿態が留鳥のヒヨドリですね。野川公園や武蔵野の森公園で撮影されたとのこと。それでは皆さま、どうぞご覧ください。
今年はようやく寒くなって来たと感じたら年の瀬となっていました。季節感が薄れてて来ているというか、一年全体が温かくなって来ているように感じます。こんな年は夏鳥や冬鳥と呼ばれている鳥たちも困惑しているのではないでしょうか・・・。
いつもご投稿いただいている武田さんからも次のようなコメントとご投稿をいただいております。「きょうはこの時期らしい寒さですが、暖冬が影響しているのか、冬鳥もパッとしません。なので、留鳥のワンカットを久しぶりに送ります。秋の名残、黄葉の残る木から飛び立つカワラヒワ、です。」
武田さん、カワラヒワが群舞している華やかなお写真、ありがとうございました!留鳥とは季節に関係なく一年中、その地域にいる鳥のことですね。今回は地元の鳥が盛り上げてくれました。冬鳥の活躍はこれからに期待することにしましょう。
この夏は暑く厳しい日々でした。夏の疲れが残りませんよう、皆さまご養生くださいませ。今年の前半、精力的にご投稿を続けていただきました武田さんも夏休みの日々のようでした。こんなコメントと再起動のご投稿をいただいております。
『前回の投稿から、随分と間が開いてしまいました。ことしは、早い梅雨明けとそれに続く猛暑、相次ぐ台風の上陸と、鳥撮りにとってはあまりいい夏ではなかったように思います。まあ、私だけかもしれませんが・・・。久しぶりに「にぎやかし」の一枚をお送りします。 1 例年になく早く登場のシマアジ 2 野川沿いに途中下車したノビタキ 』
武田さん、いつもながらありがとうございます!ノビタキは2013年秋以来の登場、シマアジも約2年ぶりの登場です。冬鳥もボチボチ姿が見られるのでしょうか?これからもよろしくお願いいたします。
先日はカイツブリの親子の微笑ましいお写真をご投稿いただきましたが、今回は、とてもユニークでユーモラスな一面を見せているカイツブリです。さっそく武田さんのコメントをご紹介。「ペンギン、ダチョウなどいくつかの例外を除き、鳥が飛ぶのは当たり前なのですが、いつも潜ってばかりのカイツブリ、飛ぶのを見たのは初めてでした。飛ばずに池には来れないだろ、と自からツッコミを入れた次第(笑)。もう1枚、水面を走るカイツブリ、に見えないでしょうか。むかし放送されたエリマキトカゲのCMを思い出しました。実は、着水するカイツブリにたまたまタイミングが合った1コマです。」武田さん、ありがとうございました!確かにエリマキトカゲのCMを連想する姿態ですね。エリマキトカゲは水面を走らないようですが、南アメリカ大陸南部に生息するバジリスクというトカゲは、忍者のように水面を走り、水にも潜るそうです。カイツブリに似ていますね。ふだんの姿は全く別ものですが・・・。
関東甲信が梅雨明けしたようです。過去最速で夏が来たことになります。長い夏となりそうです。皆さま体調管理に充分お気を付け下さい。
さて、梅雨明けをした6月の最終日、武田さんから親子シリーズの続編をご投稿いただきました。カイツブリの親子です。カイツブリと言えば、武田さんの初投稿の鳥もカイツブリの親子だったのです。今を遡る5年前、2013年4月30日のご投稿です。そのときのコメントをご紹介。「カイツブリの古名は、鳰(にほ、にお)とも言われます。また、琵琶湖の古名を鳰の海(湖)と言う、とも聞いています。写真のほうは、ほんとうは、カイツブリの親の背中に子どもが乗る、おんぶするようなところが撮りたかったのですが、子どもが大きくなりすぎて、しかも2羽ですから、無理だろうと思っています。」これに対して、今回の武田さんのコメント。「コッツウォルズの池に、待ちに待ったカイツブリがやっと姿を見せました。ヒナは4羽いますが、うち3羽を乗せています。もう一組、ペアがいるので、今後こちらも楽しみです。」なんと、2羽どころか3羽を背負ったカイツブリ!5年越しの快挙ですね。武田さん、おめでとうございます。そして長年のご投稿、本当にありがとうございます!!
武田さんからのご投稿、親子編から一転して狩りをするオオタカのスリリングな映像です。武田さんがつけたタイトルはユーモラスで「オオタカの若、狩りに失敗」と書いてあります。以下、コメントです「この日、6月4日はムクドリが一斉に巣立ちを迎えた模様で、コッツウォルズの池周辺は大変賑やかでした。そんな中、突然オオタカがムクドリの群れに突っ込み、ムクドリ(こちらもおそらく若)を追うもあえなく失敗しました。」武田さん、臨場感のあるコメント、ありがとうございます。続いて季節感のあるツバメのご投稿もご紹介。以下コメントです「イワツバメです。普通のツバメに比べ、やや小さく丸っこい体型で、微笑ましい。加えて、飛ぶのも少し遅いので撮りやすい。ということから、一遍で好きになりました。おまけに、羽繕い中のツバメ。見栄を切っているようで何やら楽しい。本当は、子育て一段落の後でお疲れだったのかも・・・」武田さん、ありがとうございました!梅雨時の写真整理は進みましたでしょうか?これからもどしどしとご投稿をお願いいたします。
コチドリ、ワカケホンセイインコ、ヤマガラと続いて来ました親子編、最後に水鳥のバンの登場です。バンは、水田を虫などの害敵から守る「田の番(バン)をする鳥」として名が付いたとも言われます。やさしそうに見えますが、頼もしい鳥なのですね。武田さんのコメントです「親子編は、これをもって終了のつもりです。バンの給餌風景です。ヒナが重なり合って、餌を求める姿が気に入りました。」 武田さん、ほのぼのとした親子編、ありがとうございました!そして武田さんからの追伸では「前回掲載していただいたアオゲラは、6月4日に巣立ったそうです。ただし、そこに至るまでは、蛇に襲われたり、ヒナが巣から転落したりと、大変なドラマがあったとのことです(観察者の方のお話)。」無事巣立ったのは何よりでした!でも、自然界で生き残っていくことはやはり大変なのですね。
鳥の親子その3です。アオゲラの営巣作業を時間軸で追った貴重な連続写真です。武田さんのコメントでは「今回はアオゲラです。3月中旬に巣穴工事を発見、→4月中旬、順調に工事が進行→5月下旬ヒナへの給餌 さて、巣立ちはいつ頃かな?」武田さん、3月から5月まで約3か月間の定点観測撮影、ご苦労様でした。ありがとうございました!!また、武田さんからは「あと数回で投稿写真の区切りがつく予定です。
よろしくお願いします。」というコメントもいただいております。次回はどんなご投稿をいただけるのか?とても楽しみです!
鳥の親子その2、武田さんのコメントです。「さて、次は、ヤマガラです。子は盛んに甘えて餌を要求するが、親は「世の中、そんなに甘くはない」と言ったかどうか?だが、簡単には与えない。ひとり立ちを促す、親の愛・・・。続いて、ワカケホンセイインコ。最初の印象は、「デカい、うるさい」。コッツウォルズの森上空を50羽以上の群れで飛んでいることもある。ホンセイインコの亜種で、インド南部とスリランカに住むという。ペットとして輸入されたが、「かご抜け」して野生化し、都市圏で増えている。」武田さん、ありがとうございました!子育てのスタイルもいろいろですね。
今日は鳥の親子のユーモラスで微笑ましいお写真をご紹介させていただきます。さっそく武田さんのコメントです。「まずはコチドリです。この鳥は、親が給餌をしないようで、この世に生まれたら即自給生活開始。厳しいですね。カラスなどの外敵に対しては、親が警告音を発し、一定期間お腹の下に避難させますが、あとは自立、自給。観察していると、親が警告音を発し招集しても、まるで聞こえていないかのようにあちこちウロチョロし、親の指示に従いません。見ている方がヒヤヒヤすることがしばしば起こります。」武田さん、詳しいコメントとお写真、ありがとうございました!その2、その3とご紹介させていただきます。
武蔵野コッツウォルズもふくめて関東地方が梅雨入りした模様です。昨年の梅雨入りより1日早く、平年よりは2日早いとのこと。ほぼ一緒ですね。梅雨明け時期を調べてみると、昨年は7月6日と早く、平年ですと7月21日ごろになっています。今年は、どうなるのでしょうか・・・。このタイミングで武田さんから本年第15弾のご投稿をいただきました。以下、武田さんのコメントです。「きょうは待望の雨???なかなか思うように写真整理が進まず、溜まる一方で、四苦八苦。撮らなきゃいいのに、と言われそうですが、そこはそれ、そういうわけにはまいりません(笑)。まずはオオヨシキリ。派手に鳴くものの、葦の茂みからなかなか姿を見せない、出てきたと思ったら、はるか後方の桜のてっぺんで囀る。といった具合に、ことしの個体は転々として落ち着かない模様。現時点では、運良く撮れた一枚と言えそうです。次は、ヒバリのさえずり飛翔、こちらは良く見かけるシーンです。とりあえず、お送りします。こうご期待、なんちゃって・・・」武田さん、ありがとうございました!武田さんからはこの後続々とご投稿をいただいております。まずは、ここまで。次回は予告されていた鳥の親子編です。
躍動する若鮎に続いて、武田さんから本年第14弾のご投稿をいただきました。アユを撮影された多摩川で同じ頃に撮影されたものですが、今度は鳥です。躍動するコアジサシと水辺に遊ぶキアシシギです。武田さんのお写真にはいつも感動するばかりですが、今回のコアジサシも驚きでした!90度に急降下する姿と獲物をくわえて飛翔するもの。このような映像は血と汗と涙というか、情熱と執念と技術が三位一体となって結実するものなのでしょう。武田さん、いつもながら本当にありがとうございます!
では武田さんのコメントです「アユの遡上と一緒に撮った鳥、送ります。まず、コアジサシ。毎年、この時期に現れ、空中からダイブして、稚アユやモロコなどを狙います。(ダイブ姿勢のほうはピン甘ですが、ご容赦ください。)続いて、キアシシギ。名前のとおり、足が黄色い。コッツウォルズ内の野川で見かけたことはあるが、出会う頻度は低い。次回は、鳥の親子を予定しています。」尚いただいた補足では、アユを撮影された上河原堰より下流の宿河原堰(狛江付近)での撮影とのことです。武田さん、ありがとうございました。次回の鳥の親子も楽しみにしております!
武田さんからいつもの鳥ではない番外編のご投稿をいただきまいた。もうかれこれ4年ほど前に取り上げていただいた「鮎の遡上」の続編です。2014年のお写真にはアユが一尾でしたが、今回は見事にたくさん写っています。以下、武田さんのコメントです。「今回は、番外編として「アユの遡上」をお送りします。以前と同じ調布市の多摩川、上河原堰での撮影です。東京都の調査によると、昨年同期に比べ5~6倍の遡上数とのことで、大きさは5センチ前後に見えました。5月21日撮影です。」武田さん、ありがとうございました!とても清冽なお写真ですね。多摩川の水質改善が進み、江戸前のアユが復活してきているのでしょう。食いしん坊の筆者としては、いつか庶民が気軽に食べられる魚となってくれることを願うばかりです。
ご投稿の頁が今回で3頁めとなりました。いつも鳥のお写真のご投稿に尽力いただいております武田さんには心から感謝申し上げます。今回も夏鳥「カッコウ」の飛翔する素晴らしいお写真をいただきました。今回のコメントは実に簡潔です。「ことしもコッツウォルズの森にカッコウが来ました。この時期の風物詩のひとつになりましたね。」コッツウォルズの森とは武蔵野のどの辺りの森かは分かりませんが、確実にカッコウがやってきているのですね。武田さん、ありがとうございました!カッコウは童謡で「しずかなこはんのもりのかげから・・・」と歌われているように森のイメージとむすびつきますが、この武蔵野にもそのような環境が存在していることを嬉しく感じますね。