ホームページの読者の方やスタンプラリーに参加された方からいただいた「ご投稿」や「お便り」をご紹介しております。お気に入りの写真や地域の情報など、「エントリーフォーム」の頁からお気軽にご投稿ください。お写真は、「むさしの365景」に掲載させていただくこともございます。
武田さんから夏鳥の続編が届きました。本年12便めのご投稿は、これまた美しい鳥、コルリとオオルリです。以下、武田さんのコメントです。「雨模様のため、例によって写真整理を行いました。夏鳥を追加してお送りします。まずは、コルリ。私にとっては、初見、初撮のうれしい鳥になりました。次は、オオルリ。まさに証拠写真の一コマで、申し訳ない。例年立ち寄ってくれるのはうれしい限りですが、この3年間で最も撮影しにくい場所への立ち寄りでした。もっと良い場所にいたのに見つけてくれないんだもん、とあちらは言っているのかもしれません。GW中、武蔵野コッツウォルズの森にて。」武田さん、ありがとうございました!オオルリもですが、コルリはなかなか巡り会えない鳥のようですね。お写真からは森の貴公子のような神秘的な雰囲気が伝わってきます。コルリはスズメと同じくらい、オオルリは、一回り大きい夏鳥です。渡りの途中の立ち寄りで滞在日時が限られているのでしょう。貴重なお写真、ありがとうございました!!
ゴールデンウィークも終盤、爽やかな良いお天気が続いています。武蔵野の新緑も美しく散策には絶好の季節ですね。武田さんから美しい緑に映える美しい小鳥のご投稿をいただきました。今年11番目のご投稿です。ありがとうございました!以下、武田さんのコメントをご紹介。「やっと、夏鳥の代表のひとつ、キビタキにことしも会えました。「鳴き声はすれど、姿は見つけられず」が続いていたので、正直、ちょっと嬉しく、安堵しました。5月2日 武蔵野コッツウォルズの森にて撮影」武蔵野コッツウォルズの森とは、武蔵野エリアの森ということですね。今、キスゲフェスティバルが開催されている都立浅間山公園周辺(府中市)でも渡りの途中に、その美しい姿が見られるそうです。美しいと言えば、浅間山(せんげんやま)だけに自生するムサシノキスゲも今が見ごろで、黄色い美しい姿を見ることができます。
夏が来たかと錯覚するようなお天気となっております。これからゴールデンウィークがやって来ることに違和感を感じるのは筆者だけでしょうか・・・。そんな中、武田さんから今年10番目のご投稿をいただきました。以下、武田さんのコメントです。
「獲物を持って飛ぶチョウゲンボウ、を送ります。獲物はコウモリだと思いますが、食べるとこがあるのかしら、と余計な心配をしてしまいました。気温ばかりが夏先行で、肝心の夏鳥とはなかなかうまく出会えない、きょうこの頃です。4月20日 武蔵野の森公園上空にて」チョウゲンボウはワシやタカの仲間のハヤブサ科の鳥で、比較的小型の猛禽類ですね。停飛(ホバリング)をして獲物を狙い急降下をするのが得意だそうです。武蔵野の森公園は調布飛行場があるところ。昔は陸軍の飛行場、さらに昔、江戸時代には幕府や尾張藩の御鷹場があったところの近くで、当時をイメージできるような映像でした。 武田さん、今回も素晴らしいお写真のご投稿、ありがとうございました!チョウゲンボウは留鳥ですが、もう夏鳥の季節。これからのご投稿も楽しみにしております。
4月になり、遅咲きの桜が咲く中で、新緑の若葉も鮮やかな季節となりました。今日は武田さんから、ちょっとユーモラスなご投稿をいただきました。今年9番目の鳥は「コゲラ」です。コゲラは、日本のキツツキの仲間で一番小柄な鳥、この地域でも比較的目にすることの多い可愛らしい鳥ですね。以下、武田さんのコメントをご紹介。「きょうは、コゲラを送ります。決して珍しい鳥ではないので、ご存じのことと思いますが、ちょっと気になったことがあったので投稿します。オスの後頭部には赤い部分があり、普通は見えにくいものなのですが、こんなにはっきりと見える個体には初めて会いました。コゲラは、見た目にはわからないが夏羽、冬羽の別がある鳥と同じように夏仕様、冬仕様があるのかもしれません。それにしてもこの薄毛、仲間からイジメにあっていなければいいが、どこかのだれかさんのように「このハゲー!!」なんて・・・。」武田さん、ありがとうございました。某代議士さんのことですね。もしかすると鳥にも異常気象の影響が出ているのかも知れません。それにしても人間の世界とはちがう鳥の世界では、いじめや差別がないことを祈るばかりです。では、愛嬌があり、可愛らしいコゲラのお写真をご紹介しましょう。
明日からは4月、早春から突然初夏がやってきたような気候となっております。でも、まだソメイヨシノは満開に近い状態を維持しており、この週末もお花見でにぎわうことでしょう。そんな中、武田さんから2018年第8弾のご投稿をいただきました。
今回は、とてもめずらしい鳥、ベニマシコです。以下が武田さんのコメント。「さて、早くも3月も最終日。ついこの間まで遊んでくれた「ベニマシコ」を送ります。
あまりの暖かさに、北国へ旅立った模様です。旅立ちに備え、セイタカアワダチソウを啄むベニマシコ。武蔵野公園で撮影。(赤いほうが♂です)ではまた。」
武田さん、ありがとうございました!ベニマシコは、スズメと同じぐらいの大きさの鳥で、北海道や青森県の下北半島で繁殖し、越冬のため南に渡ってくるそうです。もう帰ってしまったのですね。目にすることが出来ず、残念ですが、来年以降に期待しましょう。
いよいよ桜の季節、到来です!ソメイヨシノはまだ蕾ですが、早咲きのカンヒザクラやオオカンザクラが美しい姿を見せています。武田さんからも、本年7鳥めのご投稿で桜をフィーチャーしたお写真をいただいております。以下が武田さんのコメント。「この暖かすぎる陽気、花粉症がひどくなるのをわかっていながら、抑えきれず野外へ。武蔵野公園では大寒桜がみごとに咲き始めました。ヒヨドリがほかの鳥をすべて追い出し、サクラを独占。ソメイヨシノももうすぐですね。あー花粉症が憎い!!」武田さん、花粉が飛ぶ中の撮影、本当にありがとうございました!撮影をされた都立武蔵野公園には、約40種類・約1,000本の桜が植えられているとのこと。これから2ヵ月近く、さまざま桜を楽しめますね。
梅が咲きウグイスがさえずる。初春の風物詩ですね。そんな春到来というタイミングで武田さんから、今年6鳥めのご投稿をいただきました。春告げ鳥のウグイスです。ウグイスは、ホーホケキョというさえずりとともに日本人に親しまれて来た鳥で、うぐいす餅もおいしいですね。和歌にも数多く詠まれていて、良寛は「鶯の声を聞きつるあしたより春の心になりにけるかも」と歌っています。
一方でこの時期は花粉も大量に飛散する季節。ご投稿いただいた武田さんも対策にご苦労をなさっているようです。今回のウグイスは、その花粉がまだ少なかった2月に撮られたものということです。武田さん、花粉症のみなさま、どうぞお気をつけて。
厳しい寒さも少し和らいで来た気がします。そんな日に武田さんから今年第5弾のご投稿をいただきました。前回のルリコに続いて、とても可愛い鳥の登場です。以下武田さんのコメント。「やっと春めいてきましたね。シジュウカラの囀りがとても力強く感じるきょうこのごろです。わたしには、大敵花粉症の季節到来ですが・・・
調布の多摩川で「ホオアカ」が見られるよ、という鳥友からの情報で出かけてみました。初日、二日と空振り、三日目にようやっと会えました。(ホオジロが一杯やるとホオアカなんちゃって・・・)大変失礼いたしました。」武田さん、今回もありがとうございました。3日間のご出動、お疲れ様でした!ホオジロはもちろん知っておりましたが、ホオアカは初耳というか、初見でした(無知)。調べてみると、ホオジロ科には他にもシラガホオジロとかシロハラホオジロ、キマユホオジロなど姿が少しことなるメンバーがいるようです。一同に揃うことはないのでしょうけれど仲間がたくさんいて楽しそうですね。
武田さんからのご投稿ラッシュが続いております。ありがとうございます!嬉しい限りです。今回は、第1弾、第2弾のそれぞれの続編です。ルリビタキはルリオに続いてのルリコの登場。これでルリビタキのカップルがそろい、若い二人ならぬ若いニ鳥となりました。トビとカラスに続いては、同じく飛翔するハクセキレイです。武田さんのコメントは「ルリコに会えました。自然観察園内にて」また、ハクセキレイについては「図々しくも「雪原に舞うハクセキレイ」(野川沿いで)です。完全に題名負けしていますが、ご容赦ください(笑)」武田さん、ありがとうございました。ルリコはとても愛らしくきれいですね。ハクセキレイもスマートな姿態が雪景色に映えています。題名負けはしておりません!
幸せの青い鳥に続き、2018年第2弾のご投稿を武田さんからいただきました。タイトルは「トビとカラスのレクリエーション」。以下、武田さんのコメントを掲載いたします。「きょうは、「トビとカラスのレクリエーション」です。カラス「遊んでくれないかな、チョッカイ出してみよう」トビ「ちょっと暇つぶしに遊んでやるか」といった感じで、追いつ追われつをいかにも楽しんでいるように見えました」武田さん、ありがとうございました!トビはトンビともいい、タカの仲間ですが、日本人にとっては身近な猛禽類として「鳶(トビ)が鷹を生む」とか「トンビが油揚げをさらう」、「とんびがくるりと輪を描いた」など、ことわざや歌詞にも登場する鳥ですね。飛ぶ姿がゆったりで、鳴き声も「ピーヒョロロ」なので、時代劇などでも長閑さを感じさせる演出にも使われています。トビとカラスは食物が競合しているらしく、仲が良くないという説もありますが、武田さんが撮影された時も長閑な雰囲気で、争っているというよりも遊んでいるという感じだったのでしょう。では、どうぞ写真をご覧ください。
2018年スタートのご投稿を武田さんからいただきました。縁起の良い青い鳥、ルリビタキです。筆者はルリビタキを野川界隈で見たことがなかったので初登場かと思い、過去のご投稿を確認してみました。すると、2016年2月3日の武田さんのご投稿でデビューしていたのです。場所は井の頭公園です。今回は野川公園とのこと、やはり武田さんは目の付け所がちがいますね。以下、武田さんのコメント。「ことしの鳥1は、「ルリオ」ことルリビタキのオスです。まだ少し幼さが残っているような個体です。なかなか注文どおりの場所にはとまってくれないので、ギブアップ。野川公園内で撮影」武田さん、ありがとうございました!ご投稿、今年もよろしくお願いいたします。「ルリオ」というところに愛嬌と若さを感じますね。青いのはルリビタキのオスのほうで、美しいブルーになるのに2,3年かかるらしいのです。幸せを呼ぶ青い鳥が読者の皆さまにも幸運を運んできますように。皆さまのご投稿も大歓迎。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
すっかり寒くなり、季節は冬です。酉年の今年、意欲的にご投稿をかさねてきた武田さんから第19弾のご投稿がありました!モミジの紅葉をバックにした「イカル」です。聖徳太子ゆかりの斑鳩(いかるが)の里は、この鳥が名前の由来ともいわれています。口笛のように聞こえる美しいさえずりが特長で、「キーコーキー」とも「ツキ、ヒ、ホシー」とも聞こえるようです。こちらのサントリーのホームページでその声を聴くことができます。http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1381.html
武田さんのお写真も、ちょっと幻想的でいい感じですね。ありがとうございました!
今年も残り少なくなって来ました。武田さんからも「最近の寒さで、鳥見に出かける時間が徐々に遅くなっています。」という声。みなさま、お風邪など召されませんように。お元気で今年一年を締めくくりましょう。
10月の雨空から一転、爽快な青空が広がった武蔵野エリア、武田さんから「酉年の鳥第18弾」のご投稿をいただきました。2016年の春に登場したオオジュリンが秋に戻って来てくれました。以下、武田さんのコメントです。
さて、2016年3月に「池」で見かけて以来ご無沙汰だった「オオジュリン」が戻ってきたので、報告します。(もっとも、わたしが未確認というだけで、昨冬から今春にかけても観察した方はいらしたかもしれません。)
武田さん、ありがとうございました!確かオオジュリンはスズメ目ホオジロ科の鳥で、北海道や東北で繁殖をし、秋冬になると南下してくるのでしたね。ヨシ原に居てヨシの茎の中の昆虫をとるらしいです。オオジュリンは名前だけ聞くと、とても大きな鳥を連想しますが、小さな、とても愛らしい鳥ですね。
お天気も安定してきたようです。いよいよ冬鳥の季節到来、武田さんこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
酉年の鳥のご投稿で尽力されている武田さんから番外編のご投稿をいただきました。前回は「蝶」でしたが今回は「狸」です。タヌキはネコ目イヌ科の動物で、けもの偏に里と書くように古来から日本人とつながりの深い動物ですね。「タヌキおやじ」「たぬき寝入り」などの例え、「かちかち山」「分福茶釜」などの物語、「げんこつ山のたぬきさん」「たぬきのレストラン」などの童謡、「狸小路」「たぬきそば」などの地名や品名と実に多様なジャンルで登場します。しかし、ネコやイヌとは異なり、現代生活では目にすることがすっかり少なくなってしまった動物です。私も近くではっきりと確認したことはありません。そんな狸の貴重なお写真、武田さん、ありがとうございました!(武田さんによれば、そんなに珍しいものでもないということですが)武蔵野の森公園の隣、調布飛行場の排水用の設備と思われるところでの発見です。
9月の最終日、武田さんから「酉年の鳥・第17弾」のご投稿をいただきました。今回も初登場の鳥ではないでしょうか。本当にこの地域で見る鳥のラインナップは層が厚いですね。早速、武田さんのコメントをご紹介。
「朝夕の気温や風の涼しさからも、すっかり秋めいてきましたね。さて、今回は「バン」、最近ずうっと通っている武蔵野の森公園池でのことです。
精通者の一言
「縄張り争いと言えば、広い意味ではそうだと思うけど、
親が子の一本立ちを促すため、バ~ンと一発、愛のムチってやつじゃないかなぁ」
からだや嘴の色などから、「そういうことか」とわたしも納得したのでした。」
武田さん、水しぶきもリアルな素晴らしいお写真、ありがとうございました!
「バン」という名前は、「バ~ンと一発」のような所作から付いたものかとちょっと調べてみました。サントリーの「日本の鳥百科」によると、バンは、「クルルッ」と大きな声で鳴くのですが、それが離れていても良く聞こえるので、水田を害的から守る「田の番(バン)をする鳥」という由来があるようです。人間の手助けをする鳥として親しまれてきたのですね。
台風18号が近づいて来る中、武田さんから、かわいい鳥のご投稿をいただきました。セッカです。セッカはスズメよりも小さい小柄な鳥で、鳴き声と眉のように見える目の上の白いすじに特長があります。とまっているポーズも大胆というかユーモラスですね。以下、武田さんのコメントです。
写真整理の一日です。台風の襲来で、収穫の秋に大きな被害が出ないことを祈るばかりです。きょうは、セッカ(若っぽい)を送ります。
1 大股開きのセッカ(このポーズは定番です。)
武蔵野の森公園池から飛行場方面を望む。
2 飛ぶセッカ
飛びながら(上昇すること多し)ヒッヒッヒッヒッと続けて鳴き、
下降するときにはチャッチャッ、チャッチャッと鳴く。
一度覚えると遠くで鳴いていてもすぐわかるほど、特徴的。
そろそろ終了まじかのツバメ類、もう少し頑張ってみますが、宿題の公算大かも・・?
武田さん、今回もありがとうございました!セッカの鳴き声をお聞きになりたい方は、サントリーのこちらのホームページへどうぞ。
http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4535.html
武田さんはツバメ類の水飲み場面の撮影をまだあきらめていないご様子。土壇場に強い何かを持っておられる方なので、もしかするとがあるかも知れません。でも無理はしないでください。特に台風が接近中は。もっとも鳥も避難していますね(笑)。
武田さんから前回のご投稿に続き、酉年の鳥シリーズの番外編のご投稿をいただきました。番外編なので鳥ではありません。同じ空を飛ぶ仲間ですが、ひらひらと舞うように飛ぶ蝶です。その蝶でも日本に古来から生息しているものではない外来種のレポートでした。以下武田さんのコメントとお写真をご紹介いたします。
『今回は、番外編です。武蔵野の森公園池に飛来した「アカボシゴマダラ」という蝶で、先月末に撮影したものです。「要注意外来生物」のひとつに認定されているとか・・・認識を新たにしました。鳥の世界では、代表例としてワカケホンセイインコ、ガビチョウ、ソウシチョウがこれにあたると思われます。
詳しくは国立環境研究所→https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60400.htmlをご参照ください。』
武田さん、ありがとうございました!アカボシゴマダラ、赤い星が鮮やかなきれいな蝶ですね。でもこの蝶が「要注意外来生物」と聞くと、見る目もちょっと変わってしまいます。外来生物では、つい最近、ヒアリが話題となりました。ヒアリは人体に健康被害をもたらす「危険な外来生物」ですが、このアカボシゴマダラや武田さんもご指摘のガビチョウなどは、日本古来の生態系に影響を及ぼしかねない生き物なので、要注意と考えられているようです。大量に繁殖することで、日本独自の風土が育んできた生態系、ひいては日本の生物多様性が壊れることが懸念されるということらしいのです(アカボシゴマダラはオオムラサキなどと競合)。とは言っても、アカボシゴマダラやガビチョウが悪いのではなく、これらを日本に広げた人間に問題があるようです。国立環境研究所によれば、アカボシゴマダラは「放蝶ゲリラ」と呼ばれる人為的なものが原因と推測されています。ということで、今回はちょっと難しいテーマとなり、いろいろと学習させていただきました。その意味でも、武田さんのご投稿に大感謝です。ありがとうございました!!
秋の気配を感じるような日、武田さんから「酉年の鳥第15弾」のご投稿をいただきました。今回は、「飛翔する若鳥(わかどり)」です。おりしも日本のサッカー界の若鳥たちが活躍し、W杯本大会出場を決めた日でした!武田さんは前回のツバメのご投稿以来、ツバメ類が水を飲む場面の撮影にチャレンジされているようですが、その過程でゲットされたお写真、雛から幼鳥、そして成鳥へ成長する発展段階の若い鳥です。そしてもう1枚、ゴイサギの若鳥のお写真もいただきました。こちらもどうぞご覧ください。最後に武田さんのコメントの一部をご紹介します。「なお、ツバメ類の水飲み場面はなかなか思うようにならず苦戦しています。もし、鳥が渡ってしまったり、移動すると、来年へ持越しになる可能性大ですね。引き続き、頑張ってみます。」武田さん、今回もありがとうございました!!
むさしの地方も本格的な夏になり、毎日、暑い日が続いております。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか・・。そんな中、武田さんから暑中お見舞いのご投稿をいただきました。今回の「酉年の鳥第14弾」は、身近な鳥でありながらこれまで登場することが少なかった夏鳥「ツバメ」です。都心のほうでは、あまり見かけなくなったらしいですが、武蔵野には来てくれているのですね。稲作の害虫を食べてくれる益鳥として人間と共に暮らしてきたツバメ。武蔵野の森公園の池で撮られた3枚のお写真をじっくりとご覧ください。武田さん、涼しげなお写真、ありがとうございました!
武田さんから続々と投稿をいただいております。雨の日は撮影をされた写真の整理をされていらっしゃるようで、梅雨の時期はもってこいですね。有り難うございます!
以下、武田さんのコメントです。
「本日は、初見・初撮りの「ヨシゴイ」を送ります。武蔵野の森公園池に先月末に飛来し、今月初めにかけて10日間くらい滞在していたと思われます。わたしは初見でしたが、去年も来ていたとの情報もあります。人工のヨシやガマの植え込みも、すっかり武蔵野の自然の一部となって、毎年いろいろな生き物が訪問してくれることは喜ばしいことです。」
ヨシゴイはサギ科の中で最も小さな鳥で、首を上にのばすとヨシの草と見分けづらくなる擬態をするとのこと。「水辺のミョウガ」という異名もある面白い鳥ですね。武田さんも初撮りの貴重なお写真「酉年の鳥第13弾」、ありがとうございました!!
酉年の鳥第12弾は、夏を告げる鳥「カッコウ」です。この鳥も確かこのコーナー初登場ですね。声は聞けども姿は見えず、ということが多いのですが、武田さんに実に鮮明にその実像を捉えていただきました。以下は武田さんのコメントです。
「静かな湖畔の森のかげから、もう起きちゃいかがと〇〇が啼く・・・」
そうです、カッコウがことしも近くにやってきました。去年はオナガへの托卵にまんまと成功したと聞いています。ある研究者の話によると、カッコウの托卵先には変遷があるとのことで、その昔はホオジロが多かったが、ホオジロの卵識別能力が向上し、やすやすと托卵されなくなると、オオヨシキリやモズに托卵先を変更し、いまやオナガも有力な托卵先になっているそうです。托卵される側は托卵されっぱなしだと子孫を残せなくなるので、対抗手段として自らの卵識別能力を磨き、ニセ卵を排除する。一方、托卵する側はできる限り宿主の卵に似せた卵を産み落とす能力を磨く。
一瞬で高原にいる気分にさせてくれる、あの長閑な鳴き声からは想像もできない厳しい生存競争が近くの森で繰り広げられているようです。
武田さん、ありがとうございました!「托卵」とは、自分で子育てをしないで、他の鳥の巣に卵を産み付け育ててもらうこと。育ての親を仮親と言うそうです。人間からするとちょっと不思議で如何なものかと思われる習性ですが、武田さんのコメントにあるように、そこには厳しい生存競争もあるようです。托卵をせずに自分で育てた方がラクかとも思えるのですが、何かそれなりの理由があるのでしょう。
そろそろ梅雨に入る季節になってきました。空気にやや湿り気を感じる今日この頃です。武田さんの酉年の鳥シリーズは、まだまだ続きます。第11弾は、ちょっとユーモラスでユニークなお写真。武田さん、ありがとうございました!以下、武田さんのコメントです。「今回は、ヒバリとコチドリです。この姿を見て、鳥類から人類への進化の過程を妄想した次第です。なおコチドリ親子も、大きさを比較していただくために添付します。」鳥も人類の仲間、同じ脊椎動物、四肢動物(鳥は前肢が翼に変化)を強く感じるお写真、とても親近感をおぼえますね。コチドリの親子にも、人間の親子関係などを連想して、あれこれ考えてしまいました。武田さん、今回も面白いご投稿、ありがとうございました!これから梅雨、そして盛夏に向かいますが、お身体お大事に。次のご投稿をお待ちしております。
武田さんから「酉年の鳥第10弾」のご投稿をいただきました。夏鳥、オオヨシキリの登場です。以下が武田さんからいただいたコメントです。
「ことしも来ました武蔵野の森公園池のオオヨシキリ。ヨシが剪定され、少し薄くなったので、ことしは飛来してくれないのではと心配していましたが、例年同様、元気に、けたたましく鳴いています。(2017年5月16日撮影)」
オオヨシキリは別名を「行々子(ぎょうぎょうし)」とも言い、河川、池沼、海岸などの水辺に広がるヨシ原に生息し、ギョギョシ、ギョギョシと大きな声で鳴く鳥です。武田さんのコメントにあるように、武蔵野の森公園の修景池に毎年現れるようで、この時期の風物詩とも言えますね。それにしても武田さん、第10弾、誠にありがとうございます!第11弾以降も、どうぞよろしくお願いいたします。
初登場の方をご紹介いたします。調布市にお住いの平井さんです。平井さんは、5月4日に野川公園・自然観察センターでお目にかかった方。奥様とごいっしょに森の地図スタンプラリーのPRコーナー(ミニカフェ)滞在中にお話をすることができました。平井さんは、休日に野川公園に時たま訪れて蝶の写真を撮っていらっしゃるとのこと。ご自宅の仙川町からは自転車で深大寺経由でゆっくり走って30分、調度良い距離とおっしゃっていました。以前は埼玉県にお住まいで、荒川の秋ヶ瀬公園のミドリシジミを毎年観察されていたそうです。今回は、5月4日、野川でカワセミを撮影されたものをご投稿いただきました。野川を背景にカワセミがとても美しくハッキリと写っていますね。平井さん、ありがとうございました!いつか、ミドリシジミのお写真もご投稿いただけるのを楽しみにしております。
GWも終盤、初夏のような気温となっておりますが、「酉年の鳥第9弾」は2枚の夏鳥のご投稿です。武田さん、ありがとうございます!以下、コメントをご紹介。
「野川地域への夏鳥の渡来、通過もそろそろ一段落のようです。もう少しマシなカットを、と切望しながらフィールドをあっちこち徘徊するものの、こちらの希望する出会いは二度も三度もあるわけはなく、現実は甘くないですね。まあ、だから面白いとも言えますが・・・。ギブアップして、2枚送ります。」
2枚とも4月20日に浅間山公園で撮影されたとのこと。その後も追い続けていたのですね。ありがとうございます。オオルリもサンショウクイも初登場の鳥。この地域、まだまだ人材ではなくて鳥材が豊かなのには驚きます!武田さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 ※写真は画像をクリックすると拡大して見れます
季節はめぐり、桜から新緑のころとなってきました。第7弾に続き、武田さんから「酉年の鳥第8弾」のご投稿をいただきました!今回は、かわいらしい鳥の人気投票をすると、多分1位になると思われる「エナガ」です。4月17日に撮影されたもので、わずかに花を残す桜の木にとまっています。武田さんによるタイトルは「エナガだんご」。以下、武田さんのコメントです。
「さて、きょうは「エナガだんご」を送ります。巣立ち直後のエナガ7兄弟姉妹です。7羽全員がこちら向きなら・・・なんて高望みをしたいところですが・・・。
見られただけでもラッキー、みんな元気で育ってくれることを祈ります。」
武田さん、ありがとうございました!巣立ち直後ということですが、ちょっと不安げで、目線は親鳥を追っているようにも見えます。本当に無事を祈ります。浅間山で撮影されたのこと。浅間山公園では、4月29日から「キスゲフェスティバル」が開催されます。花も鳥も両方楽しめるといいですね!
少し時間が開きましたが、武田さんから「酉年の鳥第7弾」のご投稿です。この間、武田さんは風邪と花粉と奮闘をされていたようです。そんな状況でのご投稿、誠にありがとうございます!今回もなかなか目にすることの出来ない鳥の登場です。カイツブリは過去にもご投稿いただきましたが、今回は、カイツブリの中でも王様的な鳥、「カンムリカイツブリ」です。以下、武田さんのコメントです。
「調布の多摩川の「カンムリカイツブリ」です。日本のカイツブリ科では最大で、L56cm。よく目にする普通のカイツブリはL26cmだそうですから、倍以上の大きさということになりますね。冬羽から夏羽に換わりそろそろお別れの時期到来です。」
カイツブリは、一見、カモと似ていますが、全く別もので、分類的にはフラミンゴが一番近いという説もあります。カンムリカイツブリの姿を見ると、なんとなくうなづけますね。ちなみに。カモは植物食で水に潜りませんが、カイツブリは水に潜って、小魚や水生昆虫などを食べます。
武田さん、昨年から今年にかけての約半年のカンムリカイツブリの撮影。ご苦労様でした!ありがとうございました!!
武田さんから「酉年の鳥第6弾」のご投稿をいただきました。花粉の飛翔が活性化して来た中でのご投稿、誠にありがとうございます!武田さんは症状を改善する3年越しの取組をされている2年目。今後、好転していくことを陰ながら願っております。以下、武田さんのコメントです。「きょうの鳥は、久しぶりに撮った「クイナ」です。(場所 野川 20170225撮影)用心深い鳥で、なかなか全身を見せてくれません。夕方5時過ぎの撮影で、解像度イマイチですが、ご容赦ください。」
クイナは、漢字では水鶏と書き、水辺の葦原などにいる野鳥です。長く赤いクチバシと、しっかりとした足が特長。冬鳥ですが、飛ぶ姿はあまり見られず、歩くことの多い生活をしているらしいです。ニワトリのような感じですが渡り鳥なので、ちょっと不思議ですね・・・。武田さん、珍しいお写真、ありがとうございました!!
武田さんからリュウキュウサンショウクイの最終便が来ました!以下が武田さんのコメントです。「もはやこれまでと観念しました。(もしかすると、もういないのかもしれません。)宿題の鳥「リュウキュウサンショウクイ」、いくつか撮れたなかで、これに決定。夕映えのリュウキュウサンショウクイです。」
武田さん、長期間にわたるチャレンジ、お疲れ様でした。また厳しい寒さの中、本当にご苦労さまでした。お写真、武田さんからすれば、まだまだなのかも知れませんが、こちら的には充分すぎるレベルでございます。本当にありがとうございました。
ところで、肝心のリュウキュウサンショウクイについて無知なため、調べてみました。サンショウクイの亜種ということで、奄美群島以南の沖縄諸島や八重山列島に生息しているらしいのですが、分布が北上傾向にあり、九州でも冬に見られるようになったとのこと。それが今回、野川近辺に姿を見せたということですね。気候変動の影響なのでしょうか。ちなみにサンショウクイですが、「ヒリリー」とか「ヒリヒリン」と鳴くようで、山椒を食べたときの辛さからの連想で名付けられたらしいです。
酉年の今年は、武田さんから意欲的なご投稿を続々といただいております。1月4日のハヤブサに次ぐ猛禽類のタカの仲間、ノスリです。先日ふれました珍しい来訪鳥のリュウキュウサンショウクイを探索中に偶然出会ったとのこと。野趣あふれるお写真、ありがとうございました!リュウキュウサンショウクイのほうは、出会うだけでもなかなか困難な中、より良い写真が撮れるよう奮闘されているようです(そろそろ潮時とおっしゃられていました)。
1月21日の続編のご投稿を武田さんからいただきました。昨年12月から滞在していたニシオジロビタキは、どこかへ飛び去ったそうです。渡り鳥なので、いつか旅立つ日が来るわけですが、ちょっと淋しい気がしますね。次の出会いを楽しみにすることにしましょう。その情報と同じ公園で撮影された2枚のお写真もいただきました。酉年に元気がもらえるような名前の鳥、トラツグミです!私は冬鳥のツグミには出会うことはあったのですが、トラツグミは初めて拝見しました。本当に虎のような模様が鮮やかな鳥なんですね。北風にあおられている写真も、とてもユーモラスです。ありがとうございました!!武田さんは、この地域にめずらしく来訪しているもうひとつの鳥、リュウキュウサンショウクイの撮影に今チャレンジされているとのこと。もしかすると、その美しい姿のお写真をご投稿いただけるかもしれませんね。でも、武田さん、寒さ厳しい時期ですので、どうぞご無理はなさらないでください。
酉年の今年は、武蔵野地方にも珍しい鳥がいろいろ飛来してきています。武田さんからその中の2つの鳥のご投稿をいただきました。以下が武田さんのコメントです。
酉年の鳥、二羽送ります。
1 ニシオジロビタキ(皆さんがそう呼ぶので、それに従います。自分としてはわかりません。)
昨年12月初めから、府中市M公園でたくさんの鳥見ファンに愛嬌を振りまいています。この間、一度ならず、二度三度と遠方から訪れ、撮影されたファンも数多くいるようです。こんなに長く居続けてくれるとは夢にも思いませんでした。
2 アカエリカイツブリ
二枚橋付近で見つけましたが、翌日にはどこかへ飛び去りました。
夏羽になると、頸から胸にかけて赤くなるらしい。
武田さん、ありがとうございました。ニシオジロビタキらしき鳥は、レポーターの私も同じ場所で見ることができ、乗っていった自転車に鳥がとまるハプニングもありました(むさしの365景の1月21日に掲載)。アカエリカイツブリ、はじめて拝見いたしました。調べてみましたら基本的に冬鳥ということですが、北海道の湖沼でも少数繁殖するらしいですね。アップでみると、目の赤がとても印象的です。武田さん、今回も素晴らしいお写真、ありがとうございました!!
新年、明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。武蔵野地方も、とても穏やかなお正月となっております。そんな清々しい年の始まりにふさわしいご投稿を武田さんからいただきました。武田さんにとって、「新春初撮り、かつ自分にとっても初見初撮りの鳥」と初ものづくしのお写真です。ハヤブサは古くは加藤隼戦闘隊、最近では小惑星探査機や東北・北海道新幹線の愛称にも使われている精悍な鳥ですね。また、ヨシガモには、吉に通じる響きを感じます。いずれも多摩川(調布市)で撮られたもの。以下、武田さんのコメントです。
1 ハヤブサ この鉄塔が獲物を狙う出撃拠点になっていると、ご近所に住む鳥見人の方から説明していただきました。この日は、朝食後のひとやすみ?だったようです。
2 ヨシガモ(真ん中の緑色の鳥) 頭が緑色のきれいなカモで、首を伸ばすとナポレオンの帽子のような感じになるそうです。冬鳥として渡来するが、数は多くないとのこと。
武田さん、新年にふさわしいお写真、ありがとうございました!本年もどうぞ変わらずよろしくお願いいたします。
武田さんから今年最後のご投稿と思われるお写真をいただきました。その鳥はウソです。嘘ではありません。ホントです。実はこのめずらしい鳥は過去にも一度だけ登場しており、その時の武田さんのコメントをもう一度ご紹介します。「うそぶく(嘯く)というと、現代では「そらとぼける、とか、大きなことを言う、偉そうなことを言う」というふうに使われることが多いようですが、「口をすぼめて息を大きく強く出す、または、口笛を吹く」という意味もあるそうで、この鳥の鳴き声が口笛でまねができる「フィー、フィー」と聞こえるところから名づけられた、とある解説書にありました。漢字だと、嘯鳥もしくは鷽と書くが、前者のほうがよいのでは、ともありました」以上が引用でした。武田さん、ありがとうございました!今回の写真では、このウソがとても美しく円満そうにも見え、ウソという名前とのギャップを感じてしまうほどです。武田さんには、今年もたくさんのご投稿をいただきました。ホントにありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さまもどうぞ良いお年を!
今年も残り少なくなって来ました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。人間にとっては寒さの厳しい季節ですが、鳥たちは元気に活動しているようです。いつもご投稿いただいている武田さんもお元気そうで、今回もめずらしい鳥の写真、2枚を送っていただきました。以下、武田さんのコメントです。
今回は、調布の多摩川で出会った鳥を送ります。その1 イソヒヨドリ: 日本野鳥の会発行のガイドブックによれば、「ほぼ全国の海岸の岩場にいる留鳥及び漂鳥」とあり、「海岸から離れた城壁やビル街で見ることもある」ともある。この個体は後者ということになるが、観察した限り一羽のようなので、この先どうなるのか気にかかります。その2 ハジロカイツブリ: ふつうのカイツブリより、一回り?5センチほど大きい。赤い眼が印象的だった。
武田さん、ありがとうございました!次回もどうぞよろしくお願いいたします。
秋もだんだんと深まってきた今日この頃。ひさしぶりに武田さんからご投稿をいただきました。都会の森の啄木鳥(きつつき)です。武田さんがつけたタイトルは「アカゲラ、アオゲラ、朴の実を食べるの図」。アカゲラ、アオゲラはキツツキ科の鳥で、啄木鳥というと、どこかの山奥の静かな森にいるイメージですが、武蔵野の森にもいるのですね。しかし、アカゲラとアオゲラの両方に一度に出会うことは、なかなか無いのでは・・・。それと、朴(ほお)の木は、葉っぱも特別に大きいですが、実も大きいですね。キツツキもお腹がいっぱいになりそうです。武田さん、「正直、サボりぎみ」ということですが、これからもお写真の方、よろしくお願いいたします。
むさしの地方も猛暑が続いております。皆さま、熱中症にはくれぐれもご注意ください。そんな中、武田さんから暑さをひととき忘れさせてくれるお写真をご投稿いただきました。今回は鳥ではありません。以下、武田さんのコメントをどうぞ。「この暑さ、鳥はみんなヤキトリ状態から逃れて涼しいところに避暑でしょう(笑)。なので、きょうは鳥の代わりにトンボを送ります。そのトンボの名は「チョウトンボ」。詳しくは調べていないので推測で恐縮ですが、蝶に飛ぶ姿が少し似ていることでの命名かなぁ?、たぶん、と勝手に納得しています。翅が光の当たり具合でとてもきれいです。」 チョウトンボ、初めてなので、さっそく図鑑で調べてみました。武田さんがおっしゃるように、名前は、チョウのようにひらひら飛ぶことから来ているようです。それと翅(はね)が大きく色がついているのも似ているところですね。東京都の準絶滅危惧種で、生息地が限られているようです。武田さん、とても美しいトンボのお写真、ありがとうございました!
武田さんから梅雨空を跳ね返すような素晴らしいお写真を2枚、ご投稿いただきました。無知な私には初耳の鳥です。以下、武田さんのコメントです。「きょうは「セッカ」をお送りします。調布飛行場の草地上空をヒッヒッヒッヒッと上昇しながら鳴き、下降する時はチャッチャッ、チャッチャッと鳴きます。飛んでるショットが最高ですが、私の腕では到底無理なので、フェンスにとまっているところです。胸の淡い黄色がとてもきれいで、若鳥ではないかと思うのですが・・・」武田さん、ありがとうございました!調布飛行場のあたりは、近くに国分寺崖線(はけ)、野川、そして大きな公園があり、木や緑、水、原っぱに恵まれた野鳥の楽園のようなところですね。これからもご投稿、よろしくお願いいたします。
新緑に映える鳥の第2便のご投稿を武田さんからいただきました。ありがとうございました!キビタキという鳥は本当に綺麗ですね。4月27日のビンズイに続き、浅間山の新緑のなかで撮影された(5月6日)ものです。さえずりの表情もまたいいですね。キビタキの歌うようにさえずる美しい声は下記のサイトで聴くことができます。興味のある方はどうぞ。
http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1414.html
GWは、前半まずまずのお天気になりそうです。皆さま、ご予定があるかと思いますが武蔵野の新緑も素晴らしいので、公園でバーベキューなどもよさそうですね。そんな折、武田さんから目に鮮やかな素晴らしいお写真をご投稿いただきました。「こずえのビンズイ」です。武田さんのコメントをご紹介。「きょうは、ビンズイです。
冬、野川公園の松林の床で餌をついばむビンズイをよく見かけたのですが、今回は「こずえのビンズイ」です。草地で食事をしていた?ビンズイをこずえに追いやった張本人は、そこを通りかかったわたしかもしれません。(ごめんなさい。でも、撮らせてくれてありがとう!)」ビンズイさん、武田さん、ありがとうございました!ビンズイも鮮明ですが、輝く若葉もとても綺麗ですね。目の保養にもなりました!!
すっかり新緑の世界となりました。この季節は外歩きには最高の時期ですね。今日は武田さんから迫真の1枚をご投稿いただきました。野川で撮られたものですが、都市の居住地のすぐそばで、こんな光景、いきものの生態が見られるのは驚きですね。武田さんのコメントです「きょうは、アオサギの狩りです。菜の花の前ボケが少々うるさいのですが、一回の狩りでなんと2匹の魚をゲットした瞬間が写っていたので送ります」。武田さん、ありがとうございました!菜の花の前ボケも幻想的ですね。
桜の開花ももうすぐですね。今日は、春のすがすがしい鳥のお写真を2枚、武田さんからご投稿いただきました。武蔵野の森公園の水辺、修景池で3月12日に撮影されたものです。以下、武田さんのコメントです。「今回は、武蔵野の森公園修景池のオオジュリン、初撮りです。オオジュリンは、ホオジロ科に属していて、日本野鳥の会発行のフィールドガイドによると、東北以北の湿原で繁殖。冬期は主に本州中部以南の低地のヨシ原にいて、ヨシの茎に縦にとまり、茎の葉鞘をはがして下の昆虫をとる、とあります。写真を良く見ると、茎がはがされたあとが散見されます。なお、夏のオスは頭が黒くなるそうです。そろそろ、冬鳥の季節も終わりに近づき、淋しくなります。」
武田さん、ありがとうございました。オオジュリンはもとより、ヨシ原も美しいですね。茎がはがされた跡も鮮明です。確かに冬鳥が北に帰るとさびしくなりますが、夏鳥も来訪することですし、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ようやく春めいてきました。今日は、武田さんからめずらしいお写真を2枚、ご投稿いただきました。その1枚は、「ジョウビタキ」の雄(オス)、雌(メス)の同時収録。片方に出会うのも稀な筆者には、奇跡のようなことに思えます。もう1枚は、「シマアジ」。無知な筆者は、武田さんが写真のカモを魚の「シマアジ」に対するユーモアの表現と勘違いをし、大変失礼をしてしまいました。武田さん、カモのシマアジさん、御免なさい。2枚とも野川で撮られたものです。ジョウビタキの2羽は、野川の高水敷(こうすいじき)にいたもの。シマアジも野川の三鷹市あたりに来ているらしいです。※高水敷:洪水時にまず冠水する部分。これに対し、普段、水の流れている部分が低水路。以上、武田さんが調べてくださいました。高水敷は、野川遊歩道から川面のほうに降りたところですね。武田さん、いろいろとありがとうございました!
今日は、武田さんから幸運の青い鳥「ルリビタキ」のご投稿をいただきました。以下、武田さんのコメントです。『きょうは、吉祥寺に出たついでに、井の頭公園の「かいぼり」がどんな状況なのか、興味があったので見てきました。そして、そのまたついでに、公園をあちこち散歩したら、偶然にも幸運の青い鳥「ルリビタキ」がお出ましになったので、HPをご覧の皆さんにさらなる幸運が訪れるよう祈念し、これを送ります。』武田さん、ありがとうございました!1月の縁起のよい「鷹」に続いて、2月は幸運の青い鳥「ルリビタキ」ですね。次の3月はどんな鳥が飛んでくるのでしょうか?勝手に楽しみにしております。
※「かいぼり」… 再来年(2017年)に開園100周年を迎える井の頭恩賜公園で行われている自然再生プロジェクト。くわしくは、こちらをご覧ください。
明けましておめでとうございます。新年第一便のご投稿を武田さんからいただきました。ありがとうございます!今年もよろしくお願いいたします。さて、今回のご投稿は、新年にふさわしい縁起のよい鳥、「鷹」です。以下、武田さんからのコメントを掲載させていただきます。『おめでとうございます。ことしも引き続き、よろしくお願いします。さて、遅ればせながら、1枚送ります。
一富士、二鷹、三茄子とは、縁起のいい初夢を順に並べて言われてきた言葉。もう初夢には遅すぎるでしょうが、まだ初夢を見てないという方のために。
遠いのでいまひとつなのですが、ご容赦ください。(オリジナルとトリミング済の2枚にしました)2015年12月30日 天文台敷地内の鳥をフェンス越しに撮影
さて、この「二鷹」がなんていう鷹なのか、野鳥に詳しい方の説は「オオタカの若鳥」でした。で・・・それに従うことにします(わたしは全くわかりません)。』
武田さん、ありがとうございました。やはり鷹は、若い鷹といえども威厳と言うか品格のようなものを感じますね。
武田さんから大変興味深いお写真のご投稿をいただきました。都立武蔵野の森公園の修景池で撮影されたカモの仲間たちの写真です。ひとくちにカモと言っても、コガモ、カルガモ、オオバン、マガモ、オシドリ・・・と、その仲間は実に沢山いますね。それを見分ける(オスとメスも)となるとなかなか難しいものです。武田さんの今回のご投稿では、その区別はもちろん、ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑個体(推測)までを見つけ出し、カメラで捉えています。以下、武田さんのコメントをご紹介。皆さまはどれが交雑個体かお判りになりましたでしょうか・・・。
『きょうは、ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑個体だろうと思われる一枚を送ります。撮影場所は、武蔵野の森公園の池です。ご存じのように毎年秋口から「ヒドリガモ」が相当数渡ってきて越冬していますよね。きのう見た感じでは、ことしもアバウト150から200羽近くいるように思います。その群れの中に前記交雑個体(だと思われるもの)を発見したので、送ります。ちなみに撮影したのは初めてです。蛇足ですが、あれだけの群れが毎年渡ってくるのに、なぜか野川には行かないようで、不思議に思っています。流れはお嫌いなのでしょうか?流れは足が疲れる??
写真説明 写真A→緑色の頭、くちばしを開けているのが、その個体です。写真B→交雑個体と思われるカモの右後方、上がヒドリガモのオス、下がメスです。』
夏休みを経て久々の武田さんのご登場です(青梅のほうに魚釣りに行かれていたという噂もあります)。今回は、2つの鳥です。ひとつは、黄色が鮮やかな「キビタキ」。もうひとつが、武田さんも9月に撮影したときは、なんという鳥かわからず、
最近、詳しい方に伺い、「アリスイ」と判明たもの。アリスイについては、引用の解説文もいただきました。ありがとうございました。以下、ご覧ください。
『アリスイ:キツツキの仲間。北海道、青森県、岩手県などで繁殖し、冬は本州の中部以西に移動する。地上をピョンピョンはねながらアリの巣を探し、長い舌を差し入れ、ネバネバした先端でアリを捕食するので「蟻吸」。<2004年10月30日朝日新聞社発行の「けさの鳥」の解説から抜粋引用>』
梅雨空が続く中、武田さんからユニークで微笑ましいお写真のご投稿をいただきました。武田さんには、多くの鳥のお写真をご投稿いただいておりますが、もっとも人の生活に近い存在、人の住むところに住む身近な鳥、「雀」(スズメ)の写真はありませんでした。今回は、その雀です。武田さんからは、「居眠り雀、寝る子は育つ、早起きし過ぎちゃって」というタイトル案もいただきました。枝を枕にしつつも足はしっかりと枝をつかんでいますね。武田さん、ありがとうございました!
武田さんから新しいご投稿をいただきました。ヨシ原のオオヨシキリです。
「本日は、オオヨシキリです。少し自信がないのですが、たぶん間違いないと思います。この池で撮るのは初めてです。池の葦が年々充実してきたので、もう少し気を入れて観察すると、もっともっと新しい発見があるかもしれません。熱心な観察者の方には叱られそうですが・・・」
以上は、武田さんのコメント。オオヨシキリは、スズメより大きく、にぎやかに囀る鳥で、「ギヨギヨシ、ギヨギヨシ、ケスケスケス」などと聞こえることから「行行子」とも呼ばれ、夏の季語にもなっています。ヨシ原の茎から茎に移動して昆虫を捕えたり、数本のヨシを束ねてお椀型の巣を造るそうです。武蔵野の森公園の修景池で、5月22日に撮影されたとのこと。武田さん、ありがとうございました!